『日本の朝鮮統治を検証する』著者インタビュー
関心があったから買ったのに、内容が重そうなことと体調を崩したためにそのままになっていた、この『日本の朝鮮統治を検証する』ですが、WiLL2014年1月号に著者のインタビューが載っています。
ハワイ生まれの日系二世ジョージ・アキタ(1926年生まれ)さんは、梶山季之氏の小説の英語版の序文に、日本の朝鮮統治について「きわめて冷酷な軍事統治」「極端な蛮行」などという言葉を使う、謂わば普通の認識を持った人でした。
ところが、ブランドン・パーマーという大学院生の、朝鮮での徴兵制についてのレポートを読んで、日本による朝鮮統治は「冷酷で…蛮行で…」という常識に疑問を持つようになったということです。
朝鮮での徴兵制は、私の記憶では大東亜戦争末期になってからだと思いますが、最初は志願制だったと。
つまり『被支配者』の人民に銃などの武器を渡していたということで、彼らが若し日本に敵意を持っていれば、反乱乃至は暴動につながりかねないということです。
何故そうならなかったか。
その疑問から、朝鮮統治を検証する気になったのだそうです。
いろいろ例証がありますが、一つだけ挙げれば、カリフォルニア大学バークレイ校コリア研究センターのヒルディ・カン女史の聞き取りの結果に、彼女自身も驚いたという調査があります。
サンフランシスコ在住の51人の在米朝鮮人一世に、「日本は悪いことをした」という先入観で調べ始めたところ、「一番親しかったのは日本人」「辛いことは何も経験しませんでした」という話ばかりだったのだそうです。
こういう話をすると「民族の誇りを傷つけられて…」という反論が必ず出ます。
それでも尚「9部通り公平な」と著者が結論づけた“植民地”の統治は世界広しと謂えども朝鮮(と台湾)を統治した日本以外には思い当たりません。
ですから、これに反論する人は、それはどこの国か例を挙げてもらわなければなりません。
私たちは、お隣が気に入らないからと引っ越すわけには行きません。
であれば、たとえ自分に不都合な真実があったとしても、先き様の言い分に惑わされることなく、歴史の真実を学んでおく必要があります。
ハワイ生まれの日系二世ジョージ・アキタ(1926年生まれ)さんは、梶山季之氏の小説の英語版の序文に、日本の朝鮮統治について「きわめて冷酷な軍事統治」「極端な蛮行」などという言葉を使う、謂わば普通の認識を持った人でした。
ところが、ブランドン・パーマーという大学院生の、朝鮮での徴兵制についてのレポートを読んで、日本による朝鮮統治は「冷酷で…蛮行で…」という常識に疑問を持つようになったということです。
朝鮮での徴兵制は、私の記憶では大東亜戦争末期になってからだと思いますが、最初は志願制だったと。
つまり『被支配者』の人民に銃などの武器を渡していたということで、彼らが若し日本に敵意を持っていれば、反乱乃至は暴動につながりかねないということです。
何故そうならなかったか。
その疑問から、朝鮮統治を検証する気になったのだそうです。
いろいろ例証がありますが、一つだけ挙げれば、カリフォルニア大学バークレイ校コリア研究センターのヒルディ・カン女史の聞き取りの結果に、彼女自身も驚いたという調査があります。
サンフランシスコ在住の51人の在米朝鮮人一世に、「日本は悪いことをした」という先入観で調べ始めたところ、「一番親しかったのは日本人」「辛いことは何も経験しませんでした」という話ばかりだったのだそうです。
こういう話をすると「民族の誇りを傷つけられて…」という反論が必ず出ます。
それでも尚「9部通り公平な」と著者が結論づけた“植民地”の統治は世界広しと謂えども朝鮮(と台湾)を統治した日本以外には思い当たりません。
ですから、これに反論する人は、それはどこの国か例を挙げてもらわなければなりません。
私たちは、お隣が気に入らないからと引っ越すわけには行きません。
であれば、たとえ自分に不都合な真実があったとしても、先き様の言い分に惑わされることなく、歴史の真実を学んでおく必要があります。
by oantaka
| 2013-11-26 21:01
| さざえのつぶやき