サフランモドキ

サフランモドキ(ゼフィランサス)【ヒガンバナ科タマスダレ属】

 うっとうしい梅雨空の下で次々に咲くこの花は、長い間『アメフリバナ』と憶えていました。
 わざわざ植えてあるのではなく、人里近くの空き地などに勝手に生えているので昔からある野草だと思っていたところ、中米のメキシコ辺りの原産でれっきとした園芸植物であり、江戸時代に観賞用として日本に来たものだとも。

 世の中が便利になって、インターネットで検索すると、植物図鑑などで調べるまでもなくこの花の情報が変種も含めてぞろぞろと見つかり、苦労せずに物知りになれます。

 草丈は20㌢ほど、花の大きさは5㌢ほどでしょうか。
 花の色は、濃いピンクから白に近いものまであるようです。

 黄色の長い雄しべだけ見ればサフランそっくりですが、「似ているけれども違う」という意味で「もどき」と名付けたのでしょうが、人間の都合で“偽物”とはこの花にとっては誠に迷惑なことではないでしょうか。
 
 地方名の『アメフリバナ』は何故なのか分かりませんでしたが、ウィキペディアによると「乾燥期のあとに雨が降って球根が潤うと開花する」から『レインリリー』とも呼ばれるのだそうで、『雨降り花』の名前も間違いではないということです。
 そう言えば、同じ科の彼岸花も秋が兆して雨が多くなる頃に咲き始めますね。

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by oantaka | 2014-07-06 09:52 | さざえのつぶやき
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日が山の端にかかる残り少ない時間。思い浮かんだあれこれの独り言です。


by pantaka
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