オランドのハイタッチ

 will5月号『蒟蒻問答』で、堤堯(ぎょう)さんが「官邸の奥深く入り込んでいる事情通」に聞いた話を紹介しています。
 去年5月、ブリュッセルでプーチンさんを外したG7を開き、オバマさんは頻りにロシア制裁に賛同するよう説得したけど、イタリアもドイツもロシアの天然ガスが生命線を握っており、フランスは大量の兵器を買ってくれる大事なお客さんのロシアに制裁などとんでもない、ということで、フランスのオランドさんとオバマさんが怒鳴り合いの大げんかになったとき、安倍さんが折衷案を出して事無きを得たのだそうです。

 「会談が終わるや、オランドがとんできて、なんとハイタッチを求めた。安倍も思わずハイタッチで応じたというんだ。そのあとにオバマも来て握手を求めたそうだ。中曽根は別として、その後の歴代首相はG8に行っても何も言えないし、できない。」と。

 その直前の4月、オバマさん来日の時にもロシア制裁への賛成を言われたそうですが、その時の返事は「プーチンは少なくともあと9年はありますから。」と。
 つまり、オバマさんあなたとのつき合いはあとは2年しかないのですよ、ということですね。
 
 昭和天皇の「吉田は何故そのように血色が良いのか」とご下問があった時「はい。人を食っておりますので。」とぬけぬけと答えたと言う話を思い出しましたが、吉田さんは「戦争に負けても外交で勝つ」と、当時飛ぶ鳥を落とすマッカーサーを向こうにして一歩も引かなかった人ですが、それから半世紀を過ぎて漸く、首脳の集まりで臆せず日本の言い分を通せる人が出てきたということで、めでたい限りです。

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by oantaka | 2015-03-27 21:03 | さざえのつぶやき
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日が山の端にかかる残り少ない時間。思い浮かんだあれこれの独り言です。


by pantaka
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