孫達へ  真珠湾奇襲攻撃から75年

 「臨時ニュースヲ申シ上ゲマス。臨時ニュースヲ申シ上ゲマス。大本営陸海軍部、12月8日午前6時発表。
 帝国陸海軍ハ今八日未明、西太平洋ニ於イテアメリカ・イギリス軍ト戦闘状態ニ入レリ」と繰り返すNHKニュースを直接耳にした人は、今ではごく少なくなりました。日本とアメリカが戦争をしたことさえ知らない人!が、3割近くもいるということに、今昔の思いしきりです。
 ひどいのになると「で、勝ったのはどっちなの」という始末。
 この太平洋戦争は、軍民合わせて300万人、都市や沖縄はすべて焼け野原という、見事なまでの敗け戦で終わりました。
 いつ、どの時点で戦争を終わらせるかという青写真もなしに、大国アメリカに戦いを仕掛けた無謀を責める声は今でも多く聞かれます。
 ドイツも含めた当時の白人国家は、日本を追い落とすために共同して蒋介石の国民党に肩入れし、一刻も早く中国との戦いを終わらせたい日本の思惑に反して、広大な中国の奥へ奥へ、泥沼のような戦いを強いていたのです。
 更に『ABCD包囲網』で、ゴム、、錫、石油など、日本にとっては血液のような資源の禁輸を実行しました。大方の日本人は真綿で首を絞めるられるような、この上ない重苦しい気持ちだったと思います。
 そういう時、真珠湾奇襲攻撃の大成功というニュースに日本中が沸き返ったのは、寧ろ当たり前だったでしょう。余り言われいないけれど、日本のこの“隠密行動”は、日本軍の暗号解読をしていたルーズベルトには、丸見えだったと。
 彼は、一国平和主義を唱え、他国の戦争に介入しませんという公約で大統領になっていたから、日本が手を挙げることを今や遅しと待っていたのです。ドイツ軍の猛爆におびえるチャーチルの矢の催促に応えるために、自国民を欺く行為を敢えてしたわけです。
 あれから七十五年、「他人の家に土足で踏み込んだ日本」を一方的に責める人たちに「あなたは、どうすべきだったと思いますか」。とお聞きしたい。
 人間のすることには、プラスとマイナスがあります。
 真っ白と真っ黒の間には、さまざまのグラデーションがあるのです。
 「土足で踏み込んだ」マイナスはありながら、両方を天秤にかければ、日本が立ち上がった結果、戦争には敗けたけれども、アジア・アフリカ・中近東など、有色人種の国々はみんな独立することが出来たのです。    
 今、「日本が好き」という人たちが世界中に沢山いる、これが人類史の中での我々の答えです。

by oantaka | 2015-12-15 22:48 | さざえのつぶやき
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日が山の端にかかる残り少ない時間。思い浮かんだあれこれの独り言です。


by pantaka
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