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アメリカに広がる日本人差別の実害

 月刊誌MOKU6月号、明星大学教授高橋史郎先生の記事のタイトルです。
 先生は、政府の臨時教育審議会専門委員、埼玉県教育委員会委員長などを歴任した、ごく普通の保守的な日本人です。
 
この3月、調査研究などのため北米各地を訪れた時の出来事だそうです。
 国連婦人の地位委員会などに参加したのち、ニューヨーク正論の会などが共催のシンポジウムに、パネラーとして参加しようとしたところ、ニューヨーク在住の日系人の反日団体が、ピースボートや韓国の団体などに呼びかけ「日本社会を歴史教科書改革に巻き込み、日本の歴史教科書の慰安婦記述を改正する働きかけに成功した主流の保守的教育学者」というチラシを配布したため、「数百名の抗議デモが予定されている」という市警の警告を受けた会場の日系オーナーが、他のテナントなどに迷惑がかかる恐れがあると、会場提供を取りやめる事態になりました。

 実際のデモは僅か10数人で、しかも6名が短時間とはいえ拘束されたということです。
 彼らのプラカードは、「日本のファシストを許すな」「人種差別をニューヨークに持ち込むな」「慰安婦女性たちは強制的に連行された性奴隷だった」「日本の歴史修正主義者らに反対する」というものです。
 またニュージャージー州では、慰安婦像設置に反対した日本人に、次のようなメッセージが送り付けられ、同時に車の脇に鳥の死骸が置かれていたということです。
 「対・反日活動をするに当たって大事なことを申し上げねばなりません。それは必ず『邪魔が入る』ということです。テキサス親父に殺人予告が殺到しています。日本人が結束して活動しようとすると、ネットでの殺人予告だけでなく、ストーカーや、車が荒らされる被害に遭った人もいます。怖くなって身を引いてしまい、会が始まる前に空中分解してしまった例もあります。あなたはお顔、ご職業が知れ渡っているだけにリスクも高いと思います。嫌がらせ、営業妨害などの危険性がないとはいえません。私は本当にあなたの安否が心配です。来客される朝鮮系、日本人にまで警戒せねばなりません。中には、味方のふりをして近寄ってくる人もいると思います。私こそがあなたの邪魔をする工作員のようですね。祖国のためにがんばりましょう!」(高橋注 テキサス親父ことトニー・マラーノさんは、ご存知と思いますが、日本の正義のために戦っている数少ないアメリカ人で、拳銃を常に携行しているそうです)
 メッセージの本人が言っている通り、親切を装った脅迫だということは鳥の死骸で明らかです。

 カナダではオンタリオ州の高校教育委員会が策定したカリキュラムや公的機関の方針によって、日本人の悪逆さを教えるようになり、日本の子供たちが誤った歴史認識を強いられて苦境に立たされている現実があるということです。
 議会・教育界・マスメディアを動員した宣伝活動によって、日本にいては分からないような現実が進行しています。
 このように、中韓の政府のバックアップで浸透し続ける誤った歴史認識を、一刻も早く断ち切らねば日本の立場はますます悪くなってゆきます。
 
 日本政府の的確且つ迅速な対応が、勿論必要ですが、私たち一人一人が「慰安婦の強制連行」も「南京大虐殺も」全くのウソであるということを、しっかりと学ぶ必要があります。
 このことは、朝日新聞や同調する学者・評論家がどのように言いくるめようと、根も葉もない虚構であることは明白なのですから。

by oantaka | 2015-05-13 21:13 | さざえのつぶやき
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日が山の端にかかる残り少ない時間。思い浮かんだあれこれの独り言です。


by pantaka
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