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『房州わんだぁらんど』という小さなSNSがあります。
そこでお知り合いになったアイジさんが、いつの間にか庭木に生えていた株の一部を送って下さったのが写真のヨウラクラン。
Wikipediaによると、大きさはせいぜい5㌢止りで、4月〜5月に咲く花穂の長さは2〜5㌢。花の色は淡い黄褐色ということですが、虫眼鏡で見なければ形が分からないくらいの、要するに見栄えのしない植物ということです。
それでも、れっきとした着生ランの仲間で、【ラン科ヨウラクラン属】種名は英名でO.japonicaとイタリック体で書かれていますから、牧野さんか誰かが名付け親なのでしょうか。
というわけで観賞価値は殆どないのに、希少価値があると思う人が多いせいか絶滅危惧種だそうで、罪作りな人たちがいるものです。
iPhoneで写したのが下の写真です。
着生ラン栽培用のコルクにミズゴケを着けて、その上に植えました。
思惑通りに行けば、わが家で新しい群落を造ってくれることになるでしょう。
名前の由来は、垂れ下がる花穂の様子が、菩薩や明王などのネックレスの瓔珞に似ているからだそうです。

そこでお知り合いになったアイジさんが、いつの間にか庭木に生えていた株の一部を送って下さったのが写真のヨウラクラン。
Wikipediaによると、大きさはせいぜい5㌢止りで、4月〜5月に咲く花穂の長さは2〜5㌢。花の色は淡い黄褐色ということですが、虫眼鏡で見なければ形が分からないくらいの、要するに見栄えのしない植物ということです。
それでも、れっきとした着生ランの仲間で、【ラン科ヨウラクラン属】種名は英名でO.japonicaとイタリック体で書かれていますから、牧野さんか誰かが名付け親なのでしょうか。
というわけで観賞価値は殆どないのに、希少価値があると思う人が多いせいか絶滅危惧種だそうで、罪作りな人たちがいるものです。
iPhoneで写したのが下の写真です。
着生ラン栽培用のコルクにミズゴケを着けて、その上に植えました。
思惑通りに行けば、わが家で新しい群落を造ってくれることになるでしょう。
名前の由来は、垂れ下がる花穂の様子が、菩薩や明王などのネックレスの瓔珞に似ているからだそうです。

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by oantaka
| 2014-07-21 20:37
| さざえのつぶやき
このあたりでは『バイグモ』ですが、和名はアシダカグモというのだそうです。
冬の間は家具の陰などの狭いところで春が来るのをじっと待っていますが、この陽気になってくると夜など障子をはい回る音がガサゴソと賑やかです。
クモと聞いただけで寒気を催す人もいますが、よく見るとなかなか愛嬌のある目つきをしていて、寧ろ可愛げがあります。
このバイグモはiPhoneで写しましたが、大きさはちょうどそのiPhoneと同じ程度です。
卵の袋を抱いていますからメスですが、子ぐもが孵ると、それこそクモの子を散らすように広がります。
虫よけは蚊取り線香だけで、網戸もない住いが風通しが良くて好きですから、昆虫に限らずムカデやゲジゲジもやって来て、これは些か困りものです。
冬の間は家具の陰などの狭いところで春が来るのをじっと待っていますが、この陽気になってくると夜など障子をはい回る音がガサゴソと賑やかです。
クモと聞いただけで寒気を催す人もいますが、よく見るとなかなか愛嬌のある目つきをしていて、寧ろ可愛げがあります。
このバイグモはiPhoneで写しましたが、大きさはちょうどそのiPhoneと同じ程度です。
卵の袋を抱いていますからメスですが、子ぐもが孵ると、それこそクモの子を散らすように広がります。
虫よけは蚊取り線香だけで、網戸もない住いが風通しが良くて好きですから、昆虫に限らずムカデやゲジゲジもやって来て、これは些か困りものです。

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by oantaka
| 2014-07-19 21:22
| さざえのつぶやき
サフランモドキ(ゼフィランサス)【ヒガンバナ科タマスダレ属】
うっとうしい梅雨空の下で次々に咲くこの花は、長い間『アメフリバナ』と憶えていました。
わざわざ植えてあるのではなく、人里近くの空き地などに勝手に生えているので昔からある野草だと思っていたところ、中米のメキシコ辺りの原産でれっきとした園芸植物であり、江戸時代に観賞用として日本に来たものだとも。
世の中が便利になって、インターネットで検索すると、植物図鑑などで調べるまでもなくこの花の情報が変種も含めてぞろぞろと見つかり、苦労せずに物知りになれます。
草丈は20㌢ほど、花の大きさは5㌢ほどでしょうか。
花の色は、濃いピンクから白に近いものまであるようです。
黄色の長い雄しべだけ見ればサフランそっくりですが、「似ているけれども違う」という意味で「もどき」と名付けたのでしょうが、人間の都合で“偽物”とはこの花にとっては誠に迷惑なことではないでしょうか。
地方名の『アメフリバナ』は何故なのか分かりませんでしたが、ウィキペディアによると「乾燥期のあとに雨が降って球根が潤うと開花する」から『レインリリー』とも呼ばれるのだそうで、『雨降り花』の名前も間違いではないということです。
そう言えば、同じ科の彼岸花も秋が兆して雨が多くなる頃に咲き始めますね。

うっとうしい梅雨空の下で次々に咲くこの花は、長い間『アメフリバナ』と憶えていました。
わざわざ植えてあるのではなく、人里近くの空き地などに勝手に生えているので昔からある野草だと思っていたところ、中米のメキシコ辺りの原産でれっきとした園芸植物であり、江戸時代に観賞用として日本に来たものだとも。
世の中が便利になって、インターネットで検索すると、植物図鑑などで調べるまでもなくこの花の情報が変種も含めてぞろぞろと見つかり、苦労せずに物知りになれます。
草丈は20㌢ほど、花の大きさは5㌢ほどでしょうか。
花の色は、濃いピンクから白に近いものまであるようです。
黄色の長い雄しべだけ見ればサフランそっくりですが、「似ているけれども違う」という意味で「もどき」と名付けたのでしょうが、人間の都合で“偽物”とはこの花にとっては誠に迷惑なことではないでしょうか。
地方名の『アメフリバナ』は何故なのか分かりませんでしたが、ウィキペディアによると「乾燥期のあとに雨が降って球根が潤うと開花する」から『レインリリー』とも呼ばれるのだそうで、『雨降り花』の名前も間違いではないということです。
そう言えば、同じ科の彼岸花も秋が兆して雨が多くなる頃に咲き始めますね。

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by oantaka
| 2014-07-06 09:52
| さざえのつぶやき
庭の一部に高麗芝が生えています。
広さにして畳8畳ほど。
冬の間枯葉色だった庭が、春が兆すと少しづつ緑が多くなって、眺めるこちらまで温かい気持ちになりますが、同時にまたスズメのテッポウ、カタバミ、ジシバリなど、要するに雑草という侵入者がはびこり始めます。
昔の人は『貧乏芝』といったそうですが、なるほどこいつらを退治するとなると仕事が出来なくなります。
唯一例外はネジバナです。
20年も前、使い残って庭にこぼれた盆栽用土の『けと土』から生えたと思われる一株が、今では芝生のあちこちに殖えて梅雨入りと共に咲き始めました。
6時に暁鐘を撞いての帰り、しばししゃがんで眺めるのが日課の始めになっています。

広さにして畳8畳ほど。
冬の間枯葉色だった庭が、春が兆すと少しづつ緑が多くなって、眺めるこちらまで温かい気持ちになりますが、同時にまたスズメのテッポウ、カタバミ、ジシバリなど、要するに雑草という侵入者がはびこり始めます。
昔の人は『貧乏芝』といったそうですが、なるほどこいつらを退治するとなると仕事が出来なくなります。
唯一例外はネジバナです。
20年も前、使い残って庭にこぼれた盆栽用土の『けと土』から生えたと思われる一株が、今では芝生のあちこちに殖えて梅雨入りと共に咲き始めました。
6時に暁鐘を撞いての帰り、しばししゃがんで眺めるのが日課の始めになっています。

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by oantaka
| 2014-07-01 20:45
| さざえのつぶやき
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